「新幹線サーブ」はフォアハンドの超上回転をかけるロングサーブです。
このサーブは、自コートのフォアサイドのコーナー30センチ内に打球し、相手コートのフォアサイドのコーナーに出すサーブをイメージして下さい。
ボールに上回転を与えることで、弾むように飛んでいく感じになります。
サーブする以上は百発百中の安定したものでなければ自滅することになります。
また相手が最初からロングサーブであることを予期していては効果は半減しますね。
そのためカットのポーズからコンパクトなフォームでボールに上回転をかけるようにしなければなりません。
練習ポイントは次の通りです。
肩から肘まではほとんど動きません。(わずかに動く)
肘からラケットは30度~45度ぐらい動く。(肘を曲げ前方に押し出す感じです)
同時に手首は反らした感じから、しっかりラケットを手首で90度ぐらい曲げる。(手首で振り切る感じです)
2.と 3.は同時で、ボールの上部をラケットの先端で鋭くこすってボールに回転をかける感じになります。
シェークハンドではやや右足を後ろに置き斜めに構える方が出しやすくなります。
そしてラケットの先端で手首を使ってボールをとらえかぶせるようにします。
サーブで上回転をかける技は簡単ではありません。
回転の練習を続けていれば、やがてコツを身体が覚えてくれます。
周囲の卓球選手でもこの技はなかなか体得できません。
手首と肘でボールにスピンをかける練習を継続することが「新幹線サーブ」をマスターする上でとても大事です。
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