卓球はサービスから始まります。
サーブだけが唯一相手に左右されずにプレーできる技です。
サーブを制するものは試合の勝敗を制する可能性が大きいと言えるでしょう。
それ故に試合では、いかにサービスで有利に試合を展開していくかが重要になってきます。
そして試合の相手が何を苦手としているかをいち早くつかむことが、勝負のカギなのです。
どんな人にも苦手や不得意は必ずあります。
1セット目では徹底して相手の苦手なところを発見することに全力を注いでみましょう。
もし1セット目で失敗して負けることがあっても、2セット目、3セット目で勝てばいいのです。
それでも2セット目で負けるようであれば、相手が上手でありどっちみち負けるのですから、研究して技をみがいたほうが自分のためでもあると考えましょう。
いずれにしても、サーブを研究していろいろなサーブを出せるようになりたいものです。
回転を効かせたサーブは威力がありますので、カット性とトップスピンを同じスタイルから繰り出せることが望ましいと考えます。
サーブは意識して練習することです。
こうすればこう返ってくることを、練習することで体に染み込むまで体得するようにしましょう。
サーブは練習すればするほど洗練されてきます。
フォアでもバックでも、カット性でも横切れでも出せるようになりたいものです。
できればトップスピンを効かせたサーブを出せるように、たゆまない努力が必要であると思います。
● ショート打法の基本と発展技
● ショートは瞬間の技
● 終局のショートはスマッシュ級パワー
● フォアサイド攻撃をショートで返球
● バックハンド(ドライブ)の基本
● バックハンドの奥義を体得しよう
● 腰を使わないバックハンド練習法
● ペンのバックハンド早期マスター法